こんにちは。田倉です
毎日息をするように靴下を編んでいます。
そんな私が靴下を編みはじめた頃から大好きで買い続けているソックヤーンを3点ご紹介いたします。
私の好き傾向
- コーン巻き 毛糸が転がらず見た目も可愛い
- 引き揃え糸 編み地に味がある
- 派手な色 個人的な好み
- 限定もの 特別感に弱い
私のおすすめソックヤーン
①【ITORICOT】靴下工場の余った糸で作ったソックヤーン
特徴
【素 材】ウール/ コットン/ポリエステル/ナイロン/レーヨン(混用率不明)
【タイプ】合細~中細
【使用針】棒針0号(2.1mm)~3号(3.0mm)推奨
ひとつめは個人的に大好きすぎてリピートしまくっているITORICOTさんの靴下工場の余った糸で作ったソックヤーンです。
名前のとおり靴下工場の残糸※1が引き揃えられており、伸縮性があり履き心地も素晴らしい靴下が編みあがります。
ナイロンが入っているため丈夫さもあり、もともと靴下になる予定の糸なので洗濯もOKです。
細い糸の引き揃えなので、糸割れや絡まりがおきやすいことが唯一のデメリットですが、扱いに慣れれば一切気になりません。
ラベルのイラストが可愛いことでも有名ですね。
毛糸は飾って鑑賞したいタイプなのでテンションがあがります
ITORICOTさんは2022年4月に浅草橋にオープンした毛糸屋さんです。
繊維関係の工場で生まれる残糸を引き揃えて編み物用にリノベーションした糸をメインに販売しています。
ありがたいことにオンラインショップも設けてくれており、私のように遠方住みの人間も気軽に購入できます。※2
しかし、工場の残糸を引き揃える=大量生産できないという性質からオンラインには上がらないソックヤーンがたくさん店頭にあるそうです。
うらやましすぎて浅草橋に引っ越したいと週一でぼやいています。
とはいえ、実際店舗に通える距離だったら破産していたと予想できるので、オンラインでしか買えなくてよかったとプラスに考えるようになりました。
お財布も喜んでいます
- ニット工場などの生産過程で余ってしまい、廃棄されてしまう糸のこと。高品質の糸もたくさんあるとか。
- ただし、狙っていた糸はアップと同時に売り切れるのが日常。世知辛い。
ITORICOTさんのソックヤーンを紹介しています
②【ニッティングバード】靴下専用の一期一会糸
特徴
【素材】ウール/ コットン/ポリエステル/ナイロン/レーヨン/シルク/リネンなど(個体により配合が違う)
【タイプ】合細
【使用針】棒針0号(2.1mm)~3号(3.0mm)推奨
ニッティングバードさんのソックヤーンも上記のITORICOTさんと同じく繊維工場の残糸や処分糸から作られています。
その時に仕入れた残糸から作られているため、同じものは二度と作ることができない。出会いは一期一会という意味の「一期一会糸」らしいです。素敵なネーミングですね。
こちらも洗濯OKです。素材は“防縮加工した梳毛ウール※1とコットン”をメインに引き揃えられており、内容は個体ごとに違います。
「ウール、コットン」の2種類のみだったり「ウール、コットン、ナイロン、シルクなど」という多種の素材が使われたりしており、素材の違いによる手触りを比べたり、色々な糸に出会える楽しみがあります。
この個体差に、いつも謎の愛しさを覚える
特に私が大好きなのは靴下専用の一期一会糸「寝ても覚めても編みたいソックヤーンセット」です!
こちらは100gコーン巻き3本セットなのですが、朝昼夜をコンセプトにスタッフさんが色を選んでくれるというサービス付きです。
ミステリーボックス的な要素が強く、届くまでのワクワク感がたまらないです。
他にもアソートパック一期一会糸という20g前後の小巻が数種類(4~9種類くらい)入った少量セットもあり、つま先やかかとの色変えに丁度良いサイズです。
ちなみに、年末にはニッティングバードさんの福袋ならぬ福箱が販売されます。靴下専用糸の福箱もあり、こちらは完全ランダムで100gのソックヤーンが5本入っております。
ニッティングバードさんのソックヤーンはセンス光る個性的な色味が多く、編んでいて楽しいものばかりです。
いつも同じような色の糸を選んでしまったり、新しいデザインに挑戦したい方にもオススメです。
- 梳毛(そもう)ウールとは、梳(くしけず)った羊毛のこと。毛足の長いウールに櫛をとおし短い毛を取り除くことにより繊維が均一になり一定方向を向くため、表面が滑らかで光沢があるウールになる。
一期一会糸アソートパックで編んだ靴下をのせています
③【Opal】Opal毛糸シリーズ
特徴
【素 材】75%スーパーウォッシュウール/25%ナイロン(靴下に適した割合)
【タイプ】合細~中細
【使用針】棒針1号(2.4mm)~3号(3.0mm)推奨 ※靴下は2.5mm推奨
みっつめは皆さん御存じのOpal毛糸です。
ドイツ製のソックヤーンで、メリヤス編みをするだけで素敵な模様が生まれる魔法のソックヤーンです。
洗濯OKはもちろんのこと、非常に糸割れがしにくく25%ナイロンのため頑丈さにも定評があります。
スタンダードな種類の他にも6本・8本撚りやコットン、単色、ラメ入りもありバリエーションが非常に豊富です。
シーズン毎に新しいシリーズが発売されたり、催事※1でしか出回らない種類もあり、コレクターがたくさんいる毛糸でもあります。
毎年11月頃にはソックヤーンのミニボールがたくさん入ったアドベントカレンダー※2も発売しています。
2022年のアドベントカレンダーで靴下を3足編みました
- 日本全国で定期的に開催されるOpal毛糸の祭典。レアなOpal毛糸に出会える夢のようなイベント。
- 12月1日からクリスマスまでの24日間をカウントダウンするカレンダーのこと。24個の袋や扉がついており、1日1つずつ開封できる。Opal毛糸のアドベントカレンダーにはミニボールやグッズが入っている。
まとめ
【ITORICOT】靴下工場の余った糸で作ったソックヤーン
- 洗濯OK
- ナイロン入りのため丈夫
- 伸縮性があり履き心地が良い
- 靴下工場の糸なので靴下編みに適している
- ラベルが可愛い
- 明るく可愛らしい色味が多い
- 少量生産のため希少価値が高い
【ニッティングバード】靴下専用 一期一会糸
- 洗濯OK
- 梳毛ウールのため手触りがよい
- 個性的でおしゃれな色味が多い
- ミステリーボックス的なワクワク感がある
- 個体によって違う下げ札が愛おしい
- 少量生産のため希少価値が高い
【Opal】Opal毛糸シリーズ
- 洗濯OK
- 75%ウールのため暖かい
- 25%ナイロンのため頑丈
- 靴下編みに適した配合率
- メリヤス編みでおしゃれ柄がでる
- 種類が豊富
以上、私のお気に入りソックヤーンでした
まだまだ靴下編みを始めたばかりなので、出会っていないソックヤーンがたくさんいると思います。
新しいお気に入りを見つけたら、また記事にしてみたいと思います。